「やってみたい」が、すぐ「やってみよう!」になる遠賀館

2025.09.09

こんにちは。遠賀館 採用担当の竹内です。

 

 

 

「利用者さんと散歩にいきたい」

――そう思って提案したのに、

「忙しいから」「人手が足りないから」

と返されてしまったこと、ありませんか?

遠賀館では、職員の提案や思いの声をきっかけに、施設全体が動き出します。

しかも、そのアイデアが利用者さんの笑顔や喜びにつながるから、

提案した本人にとっても大きなやりがいになるんです。

今日はその一例をお話しします。

 

きっかけは、たった一言

 

小川さん(仮名)は普段から、

「遠賀館は利用者さんが80名いる施設だから、

みんなで外に買い物に行くのはやっぱり難しいかもしれないけど、

利用者さんが買い物ができる機会をつくれないかな…」

と考えていました。

 

でも以前の職場では

「忙しいから無理」「人手が足りない」と言われ続け、

次第に口に出すことをためらうようになっていたそうです。

それでも利用者さんの「買い物に行けたらいいのに」という声を耳にするたびに、

「叶えたい」――そんな思いが少しずつ強くなり、

「ダメでもいいから、一度は言ってみよう」

そう感じて、この日は勇気を出しました。

 

「利用者さんが外に行けないなら…

施設に“買い物の楽しみ”を持ってくることって、できませんかね?」

そう言いながら、小川さんは事前に調べておいた訪問スーパーのホームページを奥苑施設長に見せたのです。

 

「いいね!やりましょう!」で一気に動き出す

 

奥苑施設長は笑顔で答えました。

「いいね!やりましょう!」

その一言から、準備は一気に進みました。

訪問スーパーに企画を持ちかけると、

「面白いですね!ぜひ協力します」

と快く引き受けてもらえたのです。

日程が決まると、利用者さんへのお知らせが始まりました。

「何を買おうかな」「お菓子もある?」と、普段よりも会話が弾みます。

 

 

当日、あふれた笑顔

イベント当日。

軽トラックいっぱいに並んだ商品を前に、利用者さんたちの表情は輝いていました。

 

たいよう遠賀館

 

田中さん(仮名)は袋を抱えながら、こう言ったそうです。

「自分で選べるって、こんなに楽しいのね」

 

また、森さん(仮名)は商品を手に取りながら、

「これ、孫が好きなのよ」

 

 

と嬉しそうに話していました。

その言葉を聞いて、小川さんは「提案してよかった」と心から思ったと話していました。

「企画するって、こんなに楽しくてうれしいんだ!と思いました。

それと同時に、次はどんなことをしようって自然とわくわくしたんです」

小川さんはそう振り返ってくれました

 

遠賀館は“やってみたい”の宝庫

 

買い物イベントだけではありません

海を見に行こうドライブ…「海の匂いが懐かしい」と涙ぐむ方も。
冬まつり…ダルマ渡しリレーやクレープ作りが大盛り上がり。
食堂物語…利用者さんと一緒に作った料理を囲む笑顔あふれる会。

 

 

どれも“やってみたい”という一言から始まりました。

叶えるたびに、職員も利用者さんも笑顔になって、施設全体がもっと明るくなっていきます。

 

採用担当の私から

 

施設に行くたびに、職員さんや利用者さんの笑顔が増えているのを感じます。

小川さんも、こんなふうに話してくれました。

「正直、“どうせ無理だろう”って思っていたんです。

でも“やりましょう”って言ってもらえたとき、気持ちがふっと軽くなったんですよ」

 

他の職員さんからも

「次はこんな企画するんですよ!」「この時の利用者さんの笑顔素敵でしょう!」

そんな言葉を聞くたびに、遠賀館のあたたかい空気を改めて感じます。

 

 

こんな素敵な施設を、もっといろんな人に知ってほしい、その想いでこの記事を書きました。

もし今の職場で「どうせ無理」と諦めかけているなら、

ここであなたの一言を形にしてみませんか?

次は、あなたの「やってみたい」が遠賀館を動かす番です。

 

 

遠賀館のインスタグラムも随時更新しているでぜひ見てください